
10月28日のGoogleロゴが嘉納治五郎に変更されました。
スライド形式で全部で8枚のイラストが描かれています。
まず柔道に関係することはわかりましたね。
日本人で柔道、これはどんな関わりがある人なのでしょうか?
嘉納治五郎は柔道の父と呼ばれた柔道家
嘉納治五郎さんは1860年12月10日に現在の兵庫県で生まれました。
当時の元号で言うと万延元年10月28日生まれ。
と言うことは今日がお誕生日ということです。
161歳の誕生日なんですね、おめでとうございます!!
嘉納治五郎さんは柔道の父と呼ばれ、さらには日本体育の父とも呼ばれており、スポーツや教育の発展に尽力した人物だそうです。
日本がオリンピックに参加するためにも色々尽力されたとのことで、本当に日本のスポーツ界に欠かせない人物だったことは間違いありません。
生まれは兵庫県ですが、11歳の時に父親と東京に引っ越したそうです。
嘉納治五郎さんは力をつけるために柔術の武道を学ぶ決心をします。
東京大学在学中、柔術師であり元武士の福田八之助に教えを乞うことになります。
東京大学を卒業後、講道館柔道を創設しました。
その後、本学の前身である高等師範学校・東京高等師範学校の校長を3期23年半にわたって務めます。
教育改革を行いつつ日本の学校教育の充実、体育・スポーツの発展、そしてオリンピック・ムーブメントの推進に活躍しました。
嘉納治五郎さんは1909年にアジア人として初めての国際オリンピック委員会(IOC)のメンバーになりました。
そして1960年、IOCは柔道を正式にオリンピック種目として採用したのです。
日本のお家芸とも言える柔道がオリンピック競技として存在しているのは、嘉納治五郎さんの活躍があってこそだったということでした。
とても偉大な方ですね。
ちなみに、嘉納治五郎さんの影響で広がった各種スポーツは柔道だけではありません。
柔道とは「優しい道」という意味が込められている
柔道という名前は「優しい道」を意味するそうです。
スポーツは正義・礼儀・安全・謙虚を原則に構成されています。
嘉納治五郎さんはマットに対戦相手を投げながらも、武道は人々を結びつける方法とみなしていました。
柔道で使用されていた危険な技術を取り除くことにより、安全で協力的なスポーツとして柔道を世に広めていったのです。
1893年には女性をスポーツの世界に参入させたそうです。
女性のスポーツ進出は男性より少し遅れていたのですね。
世界中で柔道家が出てきていたり、学校の授業でも取り入れられている柔道の生みの親ということがわかりましたね。
東京オリンピックもあって割と旬な話題なのでGoogleロゴに変わったのでしょうか?
とにかく、日本の偉人が世界のGoogleロゴになるなんて誇らしいですね。
最後に改めて、嘉納治五郎さん、お誕生日おめでとうございます!!