9月17日のgoogleロゴが辻村みちよさんに変更されました。
あまり聞いたことのない方ですが、一体どんな方なんでしょう?
日本人がgoogleロゴになるケースはレアなので調べてみました。
辻村みちよさんは日本人初の女性農学博士
辻村みちよさんは1888年に現在の埼玉県桶川市で生まれました。
今から130年以上昔の話ですね。
当時女性としては初の農学博士に44歳の若さでなられた偉人です。
何をしたかと言うと、日本の和の心でもある緑茶に関する研究を行っていた方です。
緑茶の成分を研究し、カテキンや担任といった成分を緑茶から分離させることに成功したそうです。
素人の私には何のことだか全然わかりませんが、これが当時大発見だったわけです。
「緑茶を長時間浸すとなぜこんなに苦いのか?」
そんな世の中の疑問に最初に答えを出したのが辻村みちよさんです。
緑茶ータンニンーカテキン=苦くない
と言う方式らしいです。
ちなみにビタミンB1と言う成分を発見したのも辻村みちよさんのようです。
130年も昔に緑茶の研究がされていたなんて驚きですし、葉っぱから成分を絞り出して飲もうとした日本人が相当すごいと思いますね。
1932年に農学博士となって以降、お茶の水女子大学の教授となったり学部長となったり、教授としての人生を歩みます。
1963年には実践女子大学の名誉教授にまでなり、定年退職することとなりました。
9月17日は辻村みちよさんの誕生日
本日は辻村みちよさんの誕生日であり、googleのロゴが変わったようです。
辻村みちよさんが初めて通った学校である東京女子高等師範学校には石碑も飾られているとのこと。
彼女は1969年6月1日に愛知県豊橋市の姪の家で亡くなりました。
お茶という世界から見ても日本の象徴となる飲み物の研究をされていたということで、我々の生活にも大きな影響を残してくれた方なんですね。
辻村みちよさん、お誕生日おめでとうございます!!