2月17日のGoogleロゴが高橋理明に変更!!ウイルス学を専門とする日本を代表する医学者

2月17日のGoogleロゴが高橋理明さんに変更されました。

久しぶりに日本人の登場です!!

ロゴを見る限り医者というのはわかりますし、何か湿疹のような治療をしている様子も伺えます。

こちらのGoogleロゴは日本を拠点に活動するアーティストの木内達朗さんが描いたロゴのようです。

木内さんの方も気になってきますね。

まずは高橋理明さんが一体どんな偉人なのか?簡単に調べてみます。

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高橋理明さんは水痘のワクチンを世界で初めて開発した日本の医学者

高橋理明(たかはしみちあき)さんは1928年の2月17日に大阪の東住吉区内で生まれました。

今日が誕生日ということでGoogleが変更されたんですね、おめでとうございます!!

今日で生誕94年とのことです。

高橋理明さんは日本を代表する医者で、主な功績としては水痘のウイルスに対するワクチンを開発し世界中の多くの子供たちを救ったことで全世界で注目を浴びた方でした。

水痘=みずぼうそうと言えばわかりやすいでしょうか?

子供の頃に多くの方が経験したであろう病気で、身体中に赤い点々ができて痒みを伴うなんだか気味の悪い病気です。

筆者である私も小学生の頃に経験して学校を休んだ記憶があります。

水痘は伝染性ウイルスであり、身近な人にうつしてしまう可能性が高い病気で、重症化しないような予防策としてワクチンを開発したのです。

水痘は日本だけではなく全世界で子供がかかりやすい病気らしく、高橋理明さんのワクチンが何百万人もの子供を救ったそうです。

元々は大阪大学で医学の勉強に努め、1963年にはアメリカの大学にて研究フェローシップを受け入れることとなります。

きっかけは自身の息子の水痘発症

アメリカに留学した後に高橋理明さんの息子さんが水痘を発症してしまいます。

その苦しむ姿を見守るしかなかったことがきっかけとなり、1971年に水痘ワクチンの開発に着手します。

そして2年の歳月を経て1973年にワクチンが完成します。

1984年にはWHO(世界保健機関)から水痘に最も効果的なワクチンとして認定され、1986年には日本の厚生省でも使用が許可されて世界中にワクチンが普及したそうです。

元々は家族を救いたいという思いからワクチンが開発されたんですね。

水痘ワクチンは世界80カ国以上で使用され、今でも毎年何百万人もの人がワクチンを接種しているそうです。

1994年には大阪大学微生物病研究会長にまでなり、引退まで責務を全うされました。

新型コロナウイルスの繋がりで高橋理明さんがGoogleロゴに

2020年から続く新型コロナウイルスのワクチンがアメリカで初めて認可され、今では日本でもファイザーやモデルナ社のワクチンを接種していますが、そのワクチン繋がりで今回高橋理明さんが紹介されたのでしょう。

世界中で今日は高橋理明さんが讃えられています。

世界を救うような大仕事をなされた方が日本人というのはなんだか誇らしい気持ちですね。

もし今も高橋理明さんが生きていたらコロナウイルスに対するワクチンも開発してくれていたのでしょうか?

今の時代を生きてほしかったですね。

とにかく、感染症のワクチンを開発して世界を救った高橋理明さんの誕生日ということで今日のロゴが変わっていたということでした。

高橋理明さん、お誕生日おめでとうございます!!

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