9月8日【ポツンと一軒家】観光施設を1人で作り上げる佐藤喜代幸さん、絶景の登山道を夫婦で切り開く石垣久雄さん

9/8に放送された【ポツンと一軒家】をまとめた記事です。

MC:所ジョージ・林修

今日は茨城県と山形県で見つけた一軒家。
一体どんな方が住んでいるんでしょうか?
早速調査開始です!

 

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茨城県のポツンと一軒家

◾️スタジオの予想

・家畜農家
・納豆工場
・廃校の笠間焼工房
・キャンプ場

この一軒家の近くに住んでいる人は前の取材で訪ねた人でした。
情報を地元の人に聞きながら進んでいきます。
地元の方に聞くと「センシンカン」という情報が。
昔はユースホステルだったそう。
一体なんなのでしょう。

進んで行くと霧がすごい!!
建物は全く見当たりません。
視界不良の道をひたすら進みます。
頂上付近につくといくつかの分かれ道が。

林道をグイグイ進んで行くと突然建物が!!
これが噂の一軒家か?

センシンカンを買い取って住んでいるのは「佐藤喜代幸さん」

かつてセンシンカンだった場所は今は何にも使われておらず、家主が1人で住んでいる家でした。
建築業をやっている佐藤喜代幸(さとうきよゆき)さん61歳。
東京から通っているんだそう。

もともと地元がこの辺りで、入札で購入した施設なんだそう。
植木を楽しむために購入したそうです。
東京ドーム1つ分の大きさの庭です。
こんな広い庭で庭づくりをするのが目的だと言いますが、果たしてこんな広い庭必要なのか?というレベルです。
この山自体が佐藤さんの持ち物なんです!!

10000本以上の植木を1人で作り上げている佐藤さん

高校2年生の時から松を植えて育てていて、35年たった今、今の庭に植えかえたそうです。
時代劇を観て、松に憧れたことから植木にハマったみたいです。

松が好きすぎて、8年間で庭に松を1300本植えているんだとか。

そのほかにも
オオヤマザクラという桜も2500本。
ヤマザクラは500本。
ヤマモミジは3000本。

全部合わせると10000本以上の植木を自分で育てている佐藤さん。
把握しているのもすごいですが、そこまでの情熱を持って趣味を謳歌できる佐藤さん・・
カッコよすぎます!!

元は木が伐採されて枯れた地だったそうですが緑化に成功させたそうです。
高校生からの夢を叶えるべく、毎週東京から通って楽しんでいるなんて、素敵な余生の楽しみですね。
完成した暁には、皆様に観てもらえるような傑作として多くの方に知っていただきたいと語ります。

夢は観光施設、開業まであと2年

せっかく建物があるんだから、食堂や休憩所に作り変えて多くの人が観光として訪れることができるような施設に修繕するのが佐藤さんの次なる目標。
建築業をやっているからこそのアイデアと想いなんでしょうね。

やる気になればなんでもできる

と佐藤さんは言います。
研修館という施設がいい状態で残っているので、ここは40畳の座敷があります。
ここから見える景色は絶景!!
筑波山が一望できる建物で、お風呂までついています。
昔使われていた施設をそのまま再利用して宿泊施設が出来上がる予定です。

せっかく景色がいいんだからということで、露天風呂を作っています。
全ての作業をたった1人で行う佐藤さん。
10年かけて開業準備をしようという計画です。
そして、あと2年で10年。
2021年、世に知れ渡り、人気の施設になってくれることを願いたいです!!

 

山形県のポツンと一軒家

◾️スタジオの予想

・さくらんぼ園
・キャンプ場
・山形名物芋煮会の会場

地元の人にリサーチ開始。
ここは山小屋だという情報を得ます。
なんと街のお父さん、地面に石で地図を書き始めました!
優しいですが、なんと古典的な方法でしょう。笑
あまり伝わらない地図を参考にリサーチ開始です。

2股道になるとどっちに行っていいかわからない始末。
畑仕事のお父さんに声をかけてみると、その建物に心当たりがあるそう!
お父さんによると、「イシガキさん」という人が住んでいるという情報。
仕事の合間にイシガキさんが遊びに来ていると話します。

車で行ける場所だというので、ここから車でさらに進みます。
リンゴ農園のお父さん、ありがとうございます。

お父さんの案内通りに進むと、急に道が狭くなり砂利道に。
車1台しか通れないような杉林をしばらく進むとなんと人影が!!
そして建物が!!
高い山の頂上です。

絶景の山小屋に住むのは「石垣久雄さんと奥様」

標高500mの山頂にあり、なんとも絶景!!
ここに住むのが石垣久雄(いしがきひさお)さん83歳。

車が通って来たこの林道を6kmに渡り整備しているそうです。
もともとこの山の麓が地元で、45歳の時に東京ドーム5つ分のこの山を購入したそうです。
55歳で定年退職し、自身の購入した山の登山道の整備をしているそう。
83歳の方が1人でやっているから驚愕!!
登山客の安全にも配慮した山道を作り上げています。
若い頃に趣味だった山登りが好きすぎてここまでやってしまう石垣さんもまた超人的です。

山頂の山小屋は自分で建てた休憩所

ただの休憩所としての施設ではなく、なんとカラオケ施設まで!!
仲間を集めて酒盛りとカラオケを楽しむのが石垣さん流。
登山道の整備を手伝ってくれる仲間と楽しいひとときを過ごすのが好きなんだそうです。
山頂なので水道はありません。
生活用水は雨水、飲料水は湧き水だと言います。
子供が喜ぶハンモックまで作ってあり、老若男女が過ごしやすい環境を追求していました。
夏休みには孫がひ孫を連れて遊びに来るそうです。
本当に老後を謳歌しているお父さんでした。

働いた後は、仲間が山小屋に集結してビールで乾杯!!
今日は全員ここに宿泊するみたいです。
奥さんも嫌な顔1つせず、旦那の久雄さんとその仲間を受け入れてくれます。

最初は夫婦2人で始めた登山道作り

奥さんは、旦那さんが登山道を作ると言い始めた時、一緒になって夢中にやり始めたそうです。
趣味ややりたいことがない中、自分たちがやったことが形になっていくことに喜びを覚えていってんだとか。
だんだん仲間が増えていき、それが楽しくて今は夢中になってやっているそうです。

体が動く限りはこのままずっとやっていきたいと語ります。
夫婦で50年以上一緒にいながらも、今もこうして同じ目的のためにやりたいことをずっと続けていけるのは夫婦の模範的存在です。
もっと多くの人々に喜ばれる登山道を作り上げること、それが夫婦2人の目標です。
山頂にポツンと佇む山小屋めがけて、多くの人に利用してもらいたいですね。

 

 

 

今日はここまで!!

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