9/29に放送された【ポツンと一軒家】をまとめた記事です。
MC:所ジョージ・林修
今夜は愛媛県で見つけたポツンと一軒家!!
一体どんな人が登場するのか?
早速スタートです!!
愛媛県のポツンと一軒家
スタジオの予想は和紙の工房。
地上絵のような丸い奇妙な敷地に何があるのでしょうか?
道無き道を進み絶体絶命!?
県境に位置する場所なので、取材陣が聞き込みを開始したのは香川県の住民でした。
香川県民の方によると、最短ルートだと車じゃ行けないかも・・とのこと。
迂回するなら8倍くらいの距離を回る必要があります。
取材陣は最短ルートを選択。
この判断が吉と出るのか?
徐々に道が細くなっていき、荒れた一本道になってきます。
車幅ギリギリで崖と草が行く手を阻みます。
すると恐れていた事態が!!
道がない!!
と、思いきや、一応ありますが草が覆いかぶさって細道が途切れています。
しかし先が見えないのと、あまりの雑草の多さで侵入は不可能。
戻って迂回するにしろ、崖っぷちの一本道をバックで戻るのも至難の技。
しかし進みようがないので500m以上の道をバックで戻ります。
40分かけてゆっくり後退していきます。
絶体絶命のピンチからなんとか脱却!!
地元民の言うことを聞いておけば良かったと後悔。
正規ルートで向かいます。
40分ほど車を進み、近づいてきたところで地元の人に聞き込みを開始。
すると、知っている方から「クボさん」ご夫婦の家だという情報が!!
そして道は狭いとの情報も。
またもや狭い道。。笑
有力な情報を獲得しました。
進んでいくと確かに狭い!!
またもや崖っぷちの道を進みます。
するとなんと、後ろから車がきています。
この道を進んでくるということはクボさんでしょうか?
すると乗っていたのは先程道を教えてくれたお父さんでした。
もしかしたら道が通れないんじゃないかと心配になって見にきてくれたんです。
なんて優しい人たちなんでしょう!!
せっかく来たから!と、先導してくれるそうです。
こんな感じの道が永遠と続いています。
これは怖いです。笑
そして進んでいくと、ようやく到着!!
お父さんたちが先にクボさんに挨拶に行ってくれました。
畑を探しにいきます。
畑に行ってわかったのは、衛星写真で丸く写っているのはサツマイモ畑でした。
高台の一軒家に住んでいるのは久保静致さんご夫妻
ようやく会えました!!
久保静致(くぼせいち)さん(82)と奥様。
サツマイモ畑は以前は水田だったそうです。
元々は田んぼがあった土地を久保さんが購入したそうです。
150年前、祖父の代にもっと山奥の山頂付近を買って住んでいたそう。
切り開けば自分たちの土地になるから。
しかし、あまりに不便だったので少し下山したところに土地を買って生活を始めたそうです。
それでもまだまだ不便に変わりはないんです、と語ります。
敷地内にある9つの建物は、7棟はお父さんが自分で建ててしまった建物。
山の木を切って1から1人でやったそうです。
大工なわけではないのに、なんでもやってしまうバイタリティが凄まじいですね。
母屋は久保さんの両親が75年前に購入した自宅で、今でもここに住んでいるんだとか。
なんと玄関にミツバチの巣があるので驚き。
ここでハチミツも採れるようです。
母屋は立派な日本家屋で、今でもキレイにされているようでとても素敵な自宅です。
先代のこだわりが伝わってくる立派なご自宅です。
奥さんが嫁いで来たのは54年前
20歳の時に静致さんとご結婚。
初めて来た時はこの細い道がとても怖かったそう。
実際に久保さんも慣れた山道で転落して怪我をしたことがあるそうです。
下が川になっていて小さな木々があったおかげで助かったそうですが、毎日神経尖らせて運転しないといけない環境というのも大変です。
どんなに怖い思いをしても、やはり今のこの場所が1番落ち着く場所。
今は孫たちがたまに遊びに来てくれるのが1番の楽しみだそうです。
余生はここでのんびり過ごしていきたいと2人は言います。
素敵すぎる仲良しなご夫婦でした。
末長くお元気に暮らしてほしいです。
今日はここまで!!