
3/20のgoogleロゴが変更されました。
今回は手洗いの動画のようです。
新型コロナウイルスが世界中に感染拡大している今、手洗いやうがいしか我々にできることはありません。
この動画は世界のほとんどの国で一斉に公開された動画のようです。
ここに登場する男性は一体誰なのでしょう?
ちょっと調べてみました。
消毒の神様「センメルヴェイス・イグナーツ」
彼の名は「センメルヴェイス・イグナーツ」。
1818年にハンガリーで生まれた人で後に医師となり多くの人を救いました。
彼は消毒法の先駆者であり、「母親たちの救い主」とも言われていたそうです。
19世紀は産褥熱(さんじょくねつ)が多く発生し、妊婦がそのまま命を落とすことが多かったそうです。
産褥熱とは、妊婦が高熱に苦しむ一種の病気です。
致死率の高かった産褥熱をなんとかしようと調査に取り掛かったのがセンメルヴェイス・イグナーツです。
彼が発見した研究結果は
助産師が次亜塩素酸カルシウムで手を消毒することで劇的に妊婦の死亡率を下げられるということです。
センメルヴェイス・イグナーツは「手洗い法」が死亡率を1%未満になることを科学的に証明したが、当時この医療法は受け入れられず、彼をあざ笑うような医師もいたと言います。
彼はその後、神経衰弱に陥り精神病院に入れられたといいます。
その病院にて、衛兵による暴力で大きな傷を受け、その傷が原因で膿血症になってしまい47歳の若さでこの世を去りました。
彼の死後、数年の時を経て
ルイ・パスツールが除菌論
ジョセフリスターが消毒法
を確立し、メンセルヴェイスの理論は大きく広められたそうです。
要は、手洗いが殺菌に役立つという、今では当たり前とされていることを明確にした第一人者ということです。
石鹸で手を洗い菌を殺して病気を防ぐ
これを世に広めたのがメンセルヴェイス・イグナーツで、今から150年以上前の1847年に証明されたことでした。
その方法が今でも最良の方法とされているのが本当にすごいことだと思います!!
新型コロナウイルスにご注意ください!!
中国(武漢)で始まり、今や世界中で災害的な扱いをされているコロナウイルスは新型インフルエンザやSARSを越えるパンデミックと言われています。
オリンピックイヤーであり、令和最初の大災害になっており、国民の皆様が心身ともに不安やストレスを感じる機会が多くなっているはずです。
しかし自分の身は自分で守らないといけませんね。
マスクがあってもかかる人はかかりますし、肺炎なので防ぎようがありません。
早く収束することを祈り、メンセルヴェイス・イグナーツに感謝しながら危機感持ってこの数ヶ月を乗り切りましょう。