長期延滞中融資可能な優良街金をリサーチ!!延滞ブラックでも借りれる神金融はあるのか?

借入返済の負担が大きすぎて延滞気味の方でも他社から融資は受けられるのか?

そんな疑問を解消します。

債務整理・自己破産してても借入できるところはたくさんあるようですが、「延滞中」の方がどこかお金を借りれるところを探したときに実際借りれるのでしょうか?

ネットで人気の街金でも流石に借りれないんじゃないか?と思う方も多いはずなので、いくつかの街金をリサーチしてみます。

そして延滞ブラックという業界用語がありますが、これがどういう意味なのか?という点も解消していきたいと思います。

本記事がオススメな読者
□現在延滞中の借入がある
□過去に長期延滞をしていた経験がある
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延滞ブラックについて詳しく知っておこう

延滞ブラックとは、支払い延滞が長期にわたって続くことで信用を失い政府発行の官報に名前が登録されてしまうことを言います。

支払いの長期延滞は金融ブラックに陥る事故ですが、延滞と一言で言っても延滞の期間と状況によって状況は全然違います。

延滞期間 状況
1〜60日以内 金融ブラックにはならない範囲。
60日以内に支払いを完了していれば金融事故社として官報に名前が登録されることは回避できる。
61以上の延滞 金融事故者として官報に登録される。
最低でも1年、長ければ5年はブラック状態。
※延滞を解消してから1〜5年
91以上の延滞 金融事故者として官報に登録される。
最低でも5年はブラック状態。
※延滞を解消してから5年

61日以上の延滞になると信用をガクッと落としてしまうので他社借入が困難になってきますので、その前にできるなら延滞を解消しておくといいでしょう。

ちなみに「長期延滞を過去にしていた」のと「長期延滞中」では重さが全然違います。

一般的には

長期延滞解消済・・街金なら借入検討可能(延滞ブラック)

長期延滞中・・・・基本的に追加融資不可(延滞中ブラック)

となります。

支払い遅延している方にさらにお金を貸してくれる業者なんてそうそうありません。

延滞ブラックはチャンスがあるかもしれませんが、延滞中ブラックは絶望的なので期待はしないほうがいいかもしれません。

長期延滞中でも融資可能かリサーチしてみた!!

長期延滞中の方の融資に関して街金はなんと言っているかをリサーチしました。

当サイトでもよく紹介する街金や、他のサイトでもよく紹介されている街金のホームページなどを参照しながら融資条件を確認してまとめています。

街金 長期延滞中に対して
アロー 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
アルコシステム 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
プラン 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
セントラル 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
ユニー 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
スカイオフィス 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
いつも 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
フクホー 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
エース 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
アルク 現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。

どこを調べても全滅でした!!!!!

基本的に期間に関わらず、現在支払いの延滞がある状況で追加の借入は厳しいということがわかりました。

どれだけ優良な街金であろうと長期延滞中の借入は不可なので、まずは延滞を解消することが重要です。

知人に借りるなり生活を切り詰めるなりしてまずは延滞している支払いを払ってから、追加でお金が必要なら借入の申し込みをしてみるしかないようです。

なぜ長期延滞中では融資が不可能なのか?

街金は融資をする際に必ず審査を行います。

審査は貸したお金がちゃんと返ってくるか判断するための重要な工程で、もし貸したままバックれられてしまったら会社が大きな損害を受けます。

担保や保証人を立てない代わりに、返済能力のある信用できる方に融資するよう動いているのです。

もしあなたが3人の方にお金を貸して欲しいと言われた時に、下記のような状態の方が現れたら誰に貸しますか?

延滞経験:なし
現在返済中の支払い:あり

延滞経験:あり
現在返済中の支払い:あり
現在延滞中の支払い:なし

延滞経験:あり
現在返済中の支払い:あり
現在延滞中の支払い:あり

おそらく3人目の方には融資できないでしょう。

自分が貸したお金が返ってこないリスクがありますし、いつになったら完済してくれるかもわかりませんよね?

街金も同じことを考えているわけなので、延滞中の支払いがある方には融資しないと決めているようです。

解消済の延滞ブラックなら街金で借入可能

長期延滞を過去にしていても、現在解消されており毎月遅れず支払いをしていれば街金なら借入ができる可能性があります。

大手消費者金融では官報から除名されてからじゃないと借入は基本不可なのですが、街金は大手と違った審査基準を設けているので金融事故者でも借入できる可能性があるのです。

認知度がそこまで高くない街金は、大手で審査落ちして流れてくる顧客が多いため、信用情報があまり良くない方でもなんとか融資できるように会社独自で審査基準を作ってくれているのです。

本来なら即アウトな状況でも、街金なら僅かな望みを叶えてくれます。

既に延滞を解消しており融資を受けたいなら申し込みをする価値はあると思いますが、審査において最重要になるポイントがいくつかあります。

延滞ブラックでも借入したい場合
□現在の借入が年収の3分の1を超えていないこと
□毎月安定した収入があり、収入の変動が少ないこと
□毎月の最低返済金額が払えるだけの収入があること

信用を既に失ってしまっているので、重要なのは収入があることです。

10万円を借りようと思った時に月収が10万円ほどでは、毎月の返済が相当厳しく思われます。

年収いくら以上必要という条件はありませんが、今後借入を検討しているなら年収を増やす努力もしていかないとなかなか融資に繋がりにくいでしょう。

延滞ブラックでも借りれる消費者金融をまとめた記事一覧

長期延滞中で返済不可能なら債務整理も検討しよう

どうしても返済が厳しくて終わりが見えない方は思い切って債務整理を行うことで、現在の支払いを軽減したり負債を0円にすることができます。

債務整理とは?

法的措置を行なって借金を減額する方法のこと。

支払いは軽減されるが個人信用情報は悪化するので官報に名前が登録される。

債務整理には4種類あり、どのような措置をとるかで今後の支払いが変わっていきます。

種類 内容 ブラック度
任意整理 債権者と交渉して返済期限や金利の削減を視野に和解していく方法。
元本のみの返済にできれば利息を払わなくていいので完済するのがかなり楽になる。
★★★☆☆
個人再生 債務額の減額が交渉でき、元本の半分以下の支払いで和解できる方法。
返済期限も延長できるので3年を目処に減額した債務を支払っていく必要がある。
★★★★☆
特定調停 弁護士を経由せずに自身で裁判所に申し立てて支払い負担を軽減していく方法。
弁護士費用などが別でかからないメリットはあるが複雑な手続きが必要な為他に比べてあまり利用されない。
★★★☆☆
自己破産 債務の支払いを免除してもらう方法。
返済する債務は0円になりリスタートを切れるが、住宅や車などの資産も差し押さえになるため持ち家や所有車は失うことになる。
多額の債務を抱えて返済の見通しが立たない場合に利用される。
★★★★★

多いのは任意整理で、弁護士経由で金利の支払いを無くしてもらう方法です。

貸金業者の金利は最大20.0%ありますので、100万円を1年間借りていれば年間で120万円返済することとなります。

しかしこの20万円の上乗せがなければ毎月の返済は楽になりますし、余計なお金を払うこともなくなります。

弁護士さんに費用は支払わなければいけないので、分割で払うか一括で払うかは要相談という形になると思います。

借金は減額できますがそれ相応なリスクもあります。

債務整理を行うリスク
□貸金業者からの借入が極端にできなくなる
□審査に落ちやすくなる(クレジットカード・住宅ローン・自動車ローンなど)
□最低5年は官報に名前が載る(ブラック状態)
□住宅・車などの資産を没収される※自己破産を行なった場合のみ

債務整理をするなら、債務整理に詳しくて専門で扱っている弁護士事務所に問い合わせたほうがいいです。

弁護士さんも得意不得意がありますから、自分に合った債務整理を提案してくれる事務所にまずは電話で聞いてみましょう。

イストワール法律事務所は債務整理問題・闇金問題を専門に扱い、迅速に対応してくれる弁護士事務所です。

債務状況や支払い状況を電話で相談すれば、今後どうしたらいいか相談に乗ってくれます。


 

債務整理後でも借りれる街金をまとめた記事一覧

長期延滞を防ぐためにおまとめローンを利用しよう

延滞をしてしまう理由は収入に対して毎月の支払いが厳しいから!!それしかありません。

収入をアップさせるのも大事ですが、毎月の返済を楽にする方法として「金利を下げる」という方法もあります。

簡単にいうと、今借りている貸金業者よりもっと安い金利で借りることができれば延滞する危険も若干下げることができますね。

そのためにおまとめローンを活用する方法も検討してみてください。

※おまとめローンって?

複数社で借りている借入を1社にまとめることで、バラバラに借りていた時より金利を下げて返済の負担を軽減する方法

返済する日にちも1日にまとまるので、入金忘れの心配も減りますし振り込み手数料もかなりカットされるので、気づかずに払っていたちょっとした支払いも浮かせることができます。

おまとめローンの利用がオススメな人
□他社借入が4社以上ある方
□他社借入金額が総額100万円を超えている方
□毎月振り込む手間と手数料を少しでも軽減したい方

デメリットはありませんが、もちろんおまとめローンにも審査が存在するので必ずまとまるとは限りません。

試しに申し込んでみて、まとまったらラッキーって感じでチャレンジしてみるといいでしょう。

おまとめローンを扱う消費者金融をまとめた記事一覧

長期延滞を防ぐために収入アップを視野に入れよう

延滞の原因は収入と支出のバランスが合っていないからです。

毎月の支払いに収入が追いついていないか、浪費しすぎて返済の分が残っていないかだと思いますが、もし追加で借入をするとなるとより一層毎月の返済額が増えるので厳しい生活が待っています。

そのためには収入をもっと上げれば解決しますよね。

返済も遅れずに済みますし、追加で借入をしなくても生活難に陥ることはなくなるかもしれません。

会社員の方は副業なんかできない・・と思うかもしれませんが、副業禁止は会社のルールであって法律的に問題あるわけではありません。

会社のルールに従って給料が足りていないなら、隙間時間で追加の収入を作ることを考えた方が絶対に良いです。

本業を維持しながらも副収入を作る手段はいくらでもあります。

いくつか代表的な働き方を紹介します。

働き方 収入 手軽さ 拘束時間
アルバイト 800〜1000円/時間 長い
単発バイト 8000〜10000円/日 長い
配達パートナー 1000〜1500円/時間 自由
ポイ活 1〜5円/日 なし
治験 10〜20万円/1件 長い
クラウドワークス 100円〜10万円/1件 自由

《アルバイト》

通常のアルバイトとして雇用される働き方。

時給でシフト制で働けるので仕事終わりの空き時間に働けば週2ほどのバイトでも月に5万円くらい稼げるので手っ取り早くお金が手に入る。

《単発バイト》

時間・場所・給料が決められている案件に自分から応募して参加するパターンの単発バイト。

シフト勤務ではないので日程さえ合えば1回で1万円近い給料を日払いで得られる可能性が高い。

求人サイトで「単発 バイト」と検索すれば色々出てくるので登録だけでもしておくと良い。

《配達パートナー》

働きたい時に働きたい時間だけ稼働すればいいので個人事業主のような働き方。

例:ウーバーイーツ・WOLTなど

自分のスケジュールに合わせて働けるので手軽さは1番、時給換算した時の給料も悪くない。

ただし全国的に普及しているとは言えないので地域によってはあまり需要がない可能性も。

《ポイ活》

歩くだけでポイントや暗号資産が稼げるアプリを活用する方法。

携帯のヘルスケア機能と連動し、歩いた分に応じてポイントで商品交換などが可能になるので初期投資も不要でコツコツ資産を貯められる。

ただし得られるポイントは毎日少数なのでまとめて使うには相当な年月を要するので即効性はない。

ポイント獲得:コークオン・マイルズ・ANAポケットなど

暗号資産獲得:sweatcoin・ステラウォークなど

《治験》

宿泊を伴う治験は2泊3日で10万円ほどのまとまった報酬が得られることが多い。

時間の拘束がネックになるのと案件がいつでもたくさんあるわけではないのでタイミングは重要になる。

治験参加中は特に出費もしないしボーッとしていられるので楽と言えば楽。

まずは治験ボランティアの会員に登録して案件探しがおすすめ。

《クラウドワークス》

在宅でPC業務を中心に委託された仕事をこなすことで報酬を得られる。

仕事内容・期日・報酬も決まった案件が出されているので自分にできそうな案件を自宅でこなすことで時間の縛りもなく稼げる。

案件の多くがタイピングや資料作成などの事務作業なので、PCスキルがある人の方が有利な案件が多い。

お金を作るための方法をまとめた記事一覧

長期延滞中融資可能な優良街金以外でお金を借りる

街金で借入が一切できなかった時は、金融機関以外からお金を借りる方法を利用しましょう。

といっても数はそこまで多くないので融資してくれるところは限られてきます。

現実的にお金を借りれそうなところを2つ紹介します。

街金以外でお金を借りる:国の生活福祉資金貸付制度を利用する

厚生労働省が主となり運営する国民のための救済制度が生活福祉資金貸付制度というものです。

主な利用者は「高齢者世帯・障害者世帯・低所得世帯」なので、お金に困っている世帯主に対して融資をするのがメインとなる制度です。

一例を挙げると下記のような貸付項目が存在します。

種別 内容 貸付限度額
生活支援費 生活再建までに必要な費用 15万円以内
住宅入居費 敷金・礼金等住宅の賃貸契約を結ぶまでに必要な費用 40万円以内
一時生活再建費 生活再建のために必要かつ、日常生活日で賄うことが困難な費用 60万円以内
福祉費 福祉に関わる一時的に必要な費用 580万円以内
緊急小口資金 緊急かつ一時的に生活が困難な人に貸し付ける少額の費用 10万円以内
教育支援費 低所得帯に属する人が高校・大学に修学するための費用 月3.5万円〜
就学支度費 低所得帯に属する人が高校・大学に入学するための費用 50万円以内
不動産担保型生活資金 低所得帯の高齢者に対し居住用不動産を担保として貸し付ける資金 土地の評価額の70%程度
要保護世帯向け不動産担保型生活資金 要保護の高齢者に対し居住用不動産を担保として貸し付ける資金 土地または建物の評価額の70%程度
緊急小口資金(特例貸付) 緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に貸し付ける少額の費用 10万円以内

原則無利子ですし返済期間も長いので、家庭に関する利用でお金を借りたい人は国からの支援制度の方がまとまったお金を借りれる可能性が高いのでオススメです。

一方で生活再建のために個人的にお金が必要な場合は「緊急小口資金」という個人向けの貸付制度も用意されています。

最大10万円までですが、生活再建のために無利子で融資が可能です。

ただし審査もありますし、融資まで10日前後かかるので早めの申請が必要となります。

緊急小口資金の申し込みに必要な書類
□借入申込書(自治体窓口orホームページ上で取得)
□借用書(自治体窓口orホームページ上で取得)
□住民票
□本人確認書類(免許証・保険証・マイナンバーなど)
□通帳orキャッシュカードのコピー
□自治体の理事長の承認書類(必要に応じて)
※特例貸付で20万円を希望の方はコロナ前後の収入の変動がわかる書類

信用情報に関する審査があるわけではないので、長期延滞中やブラックでも借りれる可能性は高いです。

問い合わせは各自治体の窓口に電話する形になります。

緊急小口資金に関して詳しく知りたい方は下記の記事を併せてご覧ください。

街金以外でお金を借りる:質屋に担保を預けてお金を借りる

地域の金品買取店(質屋)でも一時的にお金を借りることは可能です。

※ただし全ての買取店が対象とは限らないため問い合わせは必須

審査はありませんが、担保としてお金に変わる価値のある品物を預ける必要があります。

例えばあなたが所有しているブランド品を質屋に預け、10万円の価値があると査定された時にその70%にあたる7万円を回っることができるのです。

返済すれば担保は戻ってきますし、借りたお金を返済できないとなれば担保はそのまま売却されてしまい手元には戻ってきません。

流石にタダでお金を貸してくれるわけないので、預ける担保品があるなら預けて必ず返済すると覚悟を決めて利用するのがいいと思います。

しかし質屋的に価値のないものだとこの制度は成立しないので、高値が吐きそうなブランド品や時計などを探してみてください。

アパレル系はあまり担保にならないのでブランド品関係が無難でしょう。

まとめ

長期延滞中融資可能な優良街金は存在しない

というのが答えとなりました。

やはり自分で借りたお金を返済できないのに新たに融資してくれるほど、貸金業者は甘くないってことです。

しかし、延滞ブラックでも借りれる神金融はあるというのは事実です。

延滞を解消さえしていれば相談可能なのが街金ですから、お金を借りたかったらまずは今の延滞を解消して、返済の実績を作ってから街金に頼ってみたらいいと思います。

お金を借りる=返済するということなので計画的なご利用は大切ですし、借りるならその分稼がなければ結局借入はいつまで経っても減りません。

借りるなら稼ぐ・返せないなら借りないが鉄則ですので、延滞地獄にハマらないようにお金の管理を見直してみてくださいね。

 

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